留学先探し / 大学院 68件

希望コースと受入可能なコースの相違

MIKIYOSHI(筑波大学/ 茨城県立竹園高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カル―ホイスコーレ, オーフス大学教育とグローバリゼーションに関する文化人類学専攻(修士課程)
  • デンマーク
  • カル―・コペンハーゲン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学中の大きな課題として、当初の留学計画の変更がありました。私が希望する大学院は日本で在籍している大学との提携がなかったため、”free mover”の枠を活用して自分で大学にアポイントメントを取り、願書を提出する必要がありました。私の場合は日本でお世話になっている指導教官を経由して指導を頂きたい教授にコンタクトを取り、その先生から留学生担当の職員の方を紹介いただく形でアポイントメントを取りました。職員の方とやり取りをする中で、私が留学計画を立てた時点で希望していたキャリアガイダンスに関するコースはデンマーク語のみの開講であり、当時の言語レベルでは受講が難しいとのアドバイスを受け、英語で開設されている教育と発展に関する文化人類学のコースを紹介され、そこが2つ目の留学先として決定しました。そのため、若者の支援制度についての研究、という留学目的を達成するために、キャリアガイダンスのコースに所属する教授から直接ご指導いただき、関係機関での調査を行うことができました。ホームページから得られる情報は限られているため、近場で実際に繋がる人脈を探してみる、また、早めに留学生担当の職員の方に直接連絡し、自分の希望や状況をできるだけ詳しく説明することが、留学計画の遂行において重要だと思います。

続きを見る

事前に決めていた研究内容から変わっても大丈夫

伊藤 誠(東北大学/ 清風南海高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 清華大学航天航空学院力学専攻
  • 中国
  • 北京
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

受け入れ先は決まっていましたが、現地で研究する内容が日本での研究内容と似て似つかないものになりました。留学前にしっかり相談していたはずでしたが、あっさり変更になってしまいました。それでもいつかは何かの役に立つと信じて地道に新しい研究を始めました。帰国後は日本の大学で以前の研究に戻りましたが、信じた通り留学中の全く異なる研究での経験は役に立っています。

続きを見る

大学の国際課に人を紹介してもらう

ズッキー(大阪大学大学院 / 大阪府立三国丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • アーヘン工科大学・産業/技術マネジメント専攻
  • ドイツ
  • アーヘン
留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)

大学の国際交流課を活用し,日本に居ながら現地の人を紹介してもらうことで,生の声を聞くことができる。

続きを見る

英国大学の博士課程に入学するには

ゆう(慶應義塾大学大学院/ 千葉県立船橋高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • キングス・コレッジ・ロンドン
  • イギリス
  • ロンドン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

英国大学の博士課程に入学したい場合は、IELTSで合格点を出す努力をしつつ、まず、自分の研究にあう指導教員を見つける必要があります。自分の研究に関連する研究書や論文を読み、また、自分の研究の関連分野を専攻する日本の大学教員に尋ね、探してみてください。その後は、英国大学のウェブサイトの教員のページを読むことが大事です。教員のページには研究内容、業績、研究歴、指導学生の研究内容、今取り組んでいること、担当授業などが詳細に書かれており、参考になります。希望する大学のことや博士課程のプログラムなどについても調べたうえで、指導教員候補が決まったら、次に、その教員に挨拶のメールを送り、指導してくれるか尋ねることになります。ここで内諾が取れればいいのですが、教員によってはメールの返信がかなり遅かったりしますので、しばらく経っても反応がない場合は、次の出願のプロセスに移ってしまった方がよいかもしれません。出願は大学のアプリケーション用のウェブページから行います。ここで、卒業・修了証明書、成績証明書、IELTS証明書などに加え、研究計画書、自己紹介文を提出することになると思いますが、この研究計画書で希望する指導教員と自分の研究との相性を説明することができます。英国では第一指導教員のほかに第二指導教員がつく場合が多いので、指導教員候補を複数挙げておくと良いです。また、出願時には、日本の大学教員に執筆してもらった推薦書も提出する必要があるはずなので、早めにお願いしておきましょう。出願後、審査は1カ月ほどかかると思います。その間に、ほかの大学にも出願し、すべり止めを確保しておくといいでしょう。無事合格が頂けてからも、ビザ申請、住居契約など、留学前の準備がありますので、以上のプロセスを余裕をもって行う必要があります。

続きを見る

研究環境が整ってない中でも必要なものをてっとり速く揃えて、とっとと作業する。

せーや(筑波大学/ 多摩大学附属聖ヶ丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • カセサート大学, タイ水資源農業情報研究所
  • タイ
  • サコンナコン
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

留学当初、研究環境が整っていなかったことが大きな問題になっていた。大学事務の方にいろいろとお願いをした所、直に準備・用意してくれるとのことだったが、それではいつまで立っても仕事が進まないと、許可を取って自分自身で、設備を持っている部門の方にアプローチして、設備・環境を整えた。また、どうしても揃えられないものがあるとしたら、ある程度諦めを付けて有るもので何ができるのか考えて最善・全力を尽くす。 アドバイス:交換留学生として認めてられている場合は、留学計画達成のためにきちんと学生としての権利を主張するのが良いです。

続きを見る

オーストラリアの大学・大学院出願におけるエージェントの利用

鈴木政広(九州大学、メルボルン大学大学院、グリフィス大学大学院/ 愛媛県立川之江高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • メルボルン大学大学院社会・政治科学研究科修士課程(犯罪学)/グリフィス大学大学院犯罪学研究科博士課程(犯罪学)
  • オーストラリア
  • メルボルン・ブリスベン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

修士課程の出願にあたっては大学が指定するエージェントを利用しました。オーストラリアの各大学では留学生を獲得するため各国に留学エージェントを指定しており、無料で利用することができます。エージェントを利用することで、出願の漏れを防ぐことができます。ちなみにICC国際交流委員会を利用しました。

続きを見る

推薦状を頂く先生がたに相談する

大谷(慶應義塾大学、大阪大学大学院/ 浅野高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ライス大学経済学研究科博士課程
  • アメリカ合衆国
  • ヒューストン
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

博士課程の留学の場合、推薦状を複数用意する必要がある。推薦状を依頼する際にどの学校が自分の関心と合っているかを相談することが重要である。

続きを見る

受け入れ先の研究室探し

YOSHIKI(名古屋大学大学院/ 愛知県立千種高校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NPO法人CAIPE, University of Applied Science Utrecht, Turku University of Applied Science
  • イギリス・オランダ・フィンランド
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

自分は手当たり次第メールを送って受け入れ先を探した。 業績があったりコネクションがあったりすれば比較的容易であると思うが、それらがない場合、自分が何者なのか、何をしたいのかを具体的かつ簡潔に伝えられなければ返信は来ない。 返信が来ても受け入れてもらえるかどうかは相手の都合次第。 遅くとも留学開始の半年前にはコンタクトをして受け入れを確定できると準備がスムーズ。 1日10件は送るのがよい。決まってもこまめに連絡を取ることが重要。

続きを見る

とにかく色んな人に相談する!

多々見鈴果(金沢大学/ 金沢泉丘高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • チュラロンコン大学 医学部 放射線技術学科
  • タイ
  • バンコク
留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)

大学の私の専攻では,大学から提供される留学がなく,これまでに私の専攻からの留学経験者はいなかったため,最初はどのようにしたら留学をできるのかがまったくわからなかった。しかしながら,大学が開催する留学フェアなどに参加することによって,留学経験者の方や学務の方からアドバイスを頂けたり,自分の担当教授や他研究室の教授にも相談をさせてもらったことによって留学先を決定することができた。私の場合は他研究室の教授から紹介してもらったタイの大学の先生に夏休みを利用して会いに行き,留学を受け入れてもらえるかどうかを聞いてから,留学計画を作成した。

続きを見る

海外留学生と課題を解決する際に学んだ事

山本賢吾(芝浦工業大学/ 千葉日本大学第一高等学校)

留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • University of Birmingham, School of engineering, Advanced mechanical engineering.
  • イギリス
  • バーミンガム
留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)

今回の留学を通して最も成長した経験は、同じ学科の留学生と課題を共同で行ったとき、日本人が当たり前に感じる事が海外では通用しなかった事である。 具体的には、日本人は個人で決められた仕事を確実に行う感覚が、学生時代を通して学んできているが、海外ではその類の感覚が異なる。具体的に自分が感じた事としては、留学生A:締め切りぎりぎりまで作業しない+締め切りぎりぎりで友達と共同作業を行って間に合わせる。留学生B:普通に課題をこなすが、ディスカッションの時に意見を多く話す傾向がある。留学生C:なるべく課題をこなせる方と友達になり、多くを教えてもらおうとする。いわゆるコネを作って課題に取り組む。(自分:留学生とのディスカッションについていけず、発言力が弱い)等々。もちろん全ての人がそうではないが、その留学生の肩が所属する国のバックグラウンド情報として、知っておくべきだと感じた。また、そのような方々と共同で課題に取り組んだ経験を通して、日本人の当たり前にしている感覚は全く通用しない事、海外の方々と課題に取り組む際は、ルール決めが先に必要である事、そしてそのルールが守られなかった時に、論理的に改善案が出せる事を学んだ。

続きを見る